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ゼブラミニスカポリスの逆襲

ゼブラシティで革命を試みる反乱分子から、知事・相原の身を守るために日夜行動を共にする3人の女たちがいた。それは、相原にその才能と美貌を見込まれて捕われ、嗜虐と過酷な訓練を経て生き残った、ゼブラミニスカポリスたちだった。だが3人のうち一人は、忘れられない過去の記憶に苦しめられていた…。

稲生美紀、大橋沙代子、清水ゆう子、インタビュー

——まず、オーディションで選ばれた際の、お互いの印象を教えて下さい。

稲生美紀 ゆうこりんは駅で見て「かわいい…」、さよちゃんを見て「美人…」って思いましたが、みんなオーディションは本気でしたので、特に話したりはしませんでした。最終オーディションでは話をしましたが、それまではやっぱりみんながライバルだし、怖かったですね。自分でいっぱいいっぱいでした。

清水ゆう子 「目合わしちゃいけない」って、思ったし、あの空気は怖かったです…(笑)

大橋沙代子 ミキティーはエヴァンゲリオンのアスカの格好をしていたので、この子、アニメ好きなんだ?って思いましたね(笑)だから、この子とは合わないかな…?って思ったんです。ユウコリンは「やっぱりテレビで見るよりもかわいい」って思っていたんですけれど、オーディション中は緊張しているし、必至だし、いっぱいいっぱいだったから、話すこともできなかったので…。だから、こんなに仲良くなるなんてビックリです(笑)

——顔合わせの時にはじめて話した、という感じですか?

大橋沙代子 最終オーディションの時に3人で集まって、やっとしゃべった、というところですね。それまでは全然しゃべれませんでした。

——この3人に決まった時は、お互い「この人たちとやるんだ」という風に思いましたか?

清水ゆう子 一人よりも三人で良かった、と思いましたね。

——台本を読んだ時、物語についてはどう思いましたか?

清水ゆう子 台本を読んだとき、自分の役がすごい過去を背負っている子なので、この役の性格を1から10まで自分で作り上げないと駄目だなと思いました。アクションに関しては、すごい運動音痴なので相当頑張らないとまずいな、と思いました(笑)

稲生美紀 本編ではわからない話の裏側について詳しく書かれていたことや、役柄が自分の性格と重なっていたことなどがわかって、とても楽しみに思いました。

大橋沙代子 私は「結城理沙子」という役名なのですが、お姉さん的存在なのでとてもやりやすかったです。3人のキャラクターが被らないように話が作られていて、それぞれが持っているものをうまく役に活かされているなと思いました。役所も難しいですが、アクションは「こんなに本格的なんだ」と思いました。役が決まってすぐ、2ヶ月くらいはアクションの練習をしていました。

——稽古中つらかったことはありますか?

大橋沙代子 泣いたもんね、ミキ(笑)

稲生美紀 怒られて怖いからというわけではなく、やりたいのに上手くこなせないというのが涙に変わっちゃったんです。絶対泣かないって決めてたのに、辻さんという偉い方が最後の最後で稽古の現場にきたんです。それが怖過ぎて、できなくて悔し過ぎて、初めて稽古の場で泣きました。最後の稽古はスタッフみんなが現場に来ていたから、焦りもあったし、いっぱいいっぱいになっちゃいました。自分はリーダーの役なのに「リーダーじゃない」って言われて、自分でも出来ていないのがわかっていたから泣いてしまいました。

——アクションについてはいかがですか?

清水ゆう子 わたしはまだまだですが、アクションは大好きです。立ち回りをやっているときが一番楽しいです。

稲生美紀 林の中で教官と練習するシーンがあるんですが、あまりにガチンコでやりすぎて本当に当たってしまって…、「何年もやってるけどカメラが回ってる時に起き上がれなくなったの初めてだ!」って言われました(笑)でも、すごい迷惑をかけましたが、その分いいのが撮れたと言われました。

——この映画で実際に挑戦して、アクションを好きになりましたか?

稲生美紀 好きになりました。

大橋沙代子 すごいですよ。人が変わったみたいになって(笑)

稲生美紀 最後3人で闘うシーンがあるのですが、撮影場所が狭くて壁にあたりまくったりしていました。壁に穴が空きそうになるくらいのアクションでしたが、それだけリアルに演じることができました。

——アザがすごそうですね!

稲生美紀 すっごいありましたよ!?中々なおらなかったし…。

清水ゆう子 メイクなのか、本もののアザなのかわからなかったです(笑)

——みなさんグラビアの仕事をされているので、アザとかは気にしないといけないのが大変ですよね。

稲生美紀 消していかないといけないですね(笑)

大橋沙代子 アザが無かった時がないくらいで、次の日にはまた新しいアザがどんどんできていました(笑)

——この作品を通して、自分の中で成長した部分はありますか?

大橋沙代子 撮影地が御殿場で、しかも1月頃の撮影でしたので、地面が凍っているグラウンドでの撮影は本当に寒くて大変でした。だから、寒さにも強くなったし、忍耐強くもなりましたね。精神的に鍛えられたな、っていうところはありますよね(笑)

清水ゆう子 ドラマと本編を通して、現場で得られたことがすごく多かったです。実際に演技をしている時と、モニターを通して見るときの違いがわかって、すごく勉強になりました。

稲生美紀 苦手なアクションから入ったわけですけれど、監督さんに「ここまでだな」って妥協してほしくなったですし、みんなで作っていく作品だと思っていましたので、諦めずやり通すという意識が強くなったと思います。

——この作品は、特にどんな人にどういった部分を見て欲しいですか?

清水ゆう子 出来ればゼブラーマン本編を見て、そこからスピンオフした本作を見て欲しいですね。

大橋沙代子 本編から見れば、私たちがどうしてミニスカポリスになったかの理由がわかるので、より楽しむことができると思います。

——映画本編の見どころを教えて下さい。

清水ゆう子 アクションはもちろんですが、ゼブラシティの中で、ゼブラポリスの男の人達を引き連れていくシーンなどはとても迫力があります。

——現場での息抜きの方法があれば教えて下さい。

清水ゆう子 とにかく食べてました(笑)

稲生美紀 浜崎あゆみさんが好きなので、自分の今の気持ちに合う曲を選んで聴いて、気持ちを高めていました。

——役柄的には追いつめられるシーンが多いので、気持ちが大変そうですよね。

稲生美紀 役を意識しすぎて過呼吸になって意識失ったことがあります。

大橋沙代子 私たちは待機してたんですが、そうしたら暫くして、ミキが運ばれて来て…(笑)

清水ゆう子 何も知らなかったので、あとから聞いてビックリしました。

——現場は騒然としましたか?

大橋沙代子 騒然としていましたが、撮影を中止するかのように、何故か現場が停電になったんです。

——皆さんの今後の目標を教えて下さい。

清水ゆう子 現在、グラビアやバラエティをやらさせていただいていますが、トークもうまくなりたいと思います。それから、歌も好きなので歌をうたう仕事もやりたいと思っていますが、基本はお芝居を中心に活動していきたいです。今回出演させていただきお芝居の魅力を知ることができましたので、これからお芝居を中心に活躍できるよう頑張っていきたいです。

大橋沙代子 今回アクションをやってみて、とても楽しかったので、自主的にアクションの勉強に通っています。中途半端に終わらせるのもいやでしたし、これは自分で好きだな、と思えたのでこれからもアクションを続けようと思っています。

稲生美紀 去年初舞台を経験し、今年はこの映画に出演させていただいたので、今後も色々な役に挑戦していきたいです。連ドラなどにも出演できるよう、お芝居を頑張っていこうと思っています。

——最後に、好きな映画があれば教えて下さい。

大橋沙代子 ありすぎて選べないですが、系統でいうとアクションものは好きですね。この作品に出る前から結構好きでした。

清水ゆう子 私は泣ける映画が好きです。邦画だったら「世界の中心で愛を叫ぶ」だったり、韓国映画の「私の頭の中の消しゴム」とか…。とにかく泣ける映画が好きです。

稲生美紀 私は自然がテーマの映画が好きだ、って言われました…(笑)最近見た映画は、アバター、オーシャンズ、サロゲート、Dr.パルナサスの鏡なんですが、Dr.パルナサスの鏡は、ヒースレジャーの遺作だったので、みんなで作り上げた映画、という感じがしてとても好きな映画です。

——ありがとうございます。3人の仲の良さがとても伝わってきました!

品番:BBBJ-8577
発売日:2010.4.9 発売予定
スペック:カラー / 41分 / 片面1層 / 1枚組
価格:3,800 円(税抜)
画面:16:9LB
音声:日本語ドルビーデジタル2.0chステレオ
製作国:日本
製作年:2010 年
© 2010東映ビデオ

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